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思い込みの影響

千葉印西校。


『パスの質』をテーマにトレーニングを行いました。


A地点からB地点まで

同じパスでもスピードが違えば到達時間が変わります。


当然速い方が相手に奪われにくいのですが

速いボールはコントロールが難しくなります。


「失敗しないように」というネガティブな意識があると

丁寧に蹴ってしまいがちです。


子供達は本来、素晴らしい創造性を持ち合わせていて

非常にポジティブな生き物です。


それが大人になるにつれて

信頼する親や先生、コーチから怒られたり

愛されていないと感じることで

段々と思考がネガティブになっていき

良いイメージが持てなくなります。


ブアメード実験を聞いたことがあるでしょうか?


1883年、オランダにおいてブアメードという国事犯を使って一つの実験が行なわれ

実験の内容は、「一人の人間からどれだけ血液をとったら人間は死ぬものか」というものでした。


実際には足にメスで痛みを与えただけで水滴の滴る音だけが響き

血液は流れなかったものの致死量の血液が無くなったことを告げるとブアメードは死亡しました。

 

ブアメードは血も水も体から抜かれておらず

死ぬわけがないのです。 

「思い込みにより死んだ」というわけです。

  

この実験により人は強い指示や思い込みだけで人体に影響が起こることが証明されたそうです。


何をお伝えしたいかと言うと

日常的にネガティブであったり

乱暴な言葉を使っているとしたらそれは危険で

良いイメージを持つことが大切です。


どこへ向かいたいのか?

どんなイメージを持つのか?

そこがより具体的になっていくことが行動を変えることへの近道です。


いつも子供と目標や夢の話をしてあげて

聞いてあげてください。

具体的にイメージさせてあげましょう。


「どこのチームでプレーする?」

「どんなプレーヤーになりたいの?」

「お金はどれくらい稼いでる?」

「家はどれくらい大きいの?」


いつだって肯定的で「絶対なれるよ」と背中を押してあげましょう。

否定的な言葉や態度は禁止です。


子供に何をしようかと考えるのではなく

子供に接する自分の態度を考えるところがスタート地点です。


子供達と一緒に僕達大人も一緒に変わっていきましょう!


今日のMVPは、、、海利!!👏✨

トラップとパスのスキルがかなり上がりました。

プレーの質は数ヶ月前と別人のようです。

継続が力になっています。

今後が楽しみな選手です👍






ペルージャジャパン

河井

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