TRAINING
PHYSICAL
-偶然の産物ではなく意図的に伸ばす-
CASE.1
CASE.2
ジュニア年代でフィジカルトレーニングはやってはダメは昔の話
上記のデータは去年のアカデミー(神戸)の選手の試合の中でのデータの推移です。
ご覧の通り半年間で気温が上がっていく季節にも関わらず数値は右肩上がりでフィジカル面での強化に成功しています。
当アカデミーは『ヨーロッパの市場で日本人選手が活躍するには?』をテーマに発足され、海外選手と日本人選手の違いを研究した結果、1番の相違点はフィジカル面であることに着目しました。
ベース作りの部分でフィジカル強化と基礎技術は徹底的にトレーニングしていきます。
「育成年代のうちからフィジカルトレーニングなど必要ない」という意見は日本で良く聞かれます。
その理由として、育成年代からフィジカルトレーニングを行うことが怪我に繋がるということがあげられます。
確かにそれは一理あると思いますし、実際にアカデミーでも半数近くの選手がフィジカルトレーニングをすることで多少の怪我のリスクを抱えたのは事実です。
ただ、それでも強度を下げずにトレーニングした結果、半年後には全ての選手が大きな成長曲線を描き、それだけでなく怪我をしにくい身体作りに成功しました。
一昔前の子供たちと現代の子供たちの体力差には開きがあり、現代の子供たちは体力が無いというデータが出ています。それは、外で遊ぶ機会が極端に減少した事が大きな理由です。
子供の頃から外で遊ばず技術的なトレーニングばかりさせていれば、技術はあってジュニア年代では活躍できますが、年齢が上がってよりフィジカル的な要素が求められるサッカーになった時に評価されなくなります。
サッカーは技術はもちろん必要ですが、大前提としてフィジカルが強くないとプロになることができません。
もし選手がプロサッカー選手という目標を持つのであれば、専門のフィジカルトレーニングを受けることは必須だと言えます。
フィジカルトレーニングといっても、筋力アップを目的とするようなものではなく、主に体幹を安定させることにフォーカスし、「走力」「跳躍力」「キック力」「クイックネス」「衝突力」という多様な動きの数値を上げていきます。
外で遊ばなくなった分のコーディネーション能力を、フィジカルトレーニングで補うことで、技術だけではなくフィジカルも強い選手に育てることが可能になります。
13年間の膨大なデータを収集し、様々なタイプの選手を意図的にフィジカル能力を向上させるトレーニングを考案しました。
足が遅くてもサッカーやったことなくても、時間をかけ強度の高いトレーニングを積むことで絶対に伸ばせます。
ありとあらゆるデータを取ることで選手の伸び率を可視化し、偶然の産物ではなく意図的にプロサッカー選手を育成できるプログラム作りに着目しています。