top of page

この状況をどう捉えるか?

昨日はU9はトレーニングマッチ

U12カップ戦でした。


U9は土曜日に感じた改善点


①コミュニュケーションを取る

②トレーニングでやっていることを出す


この2点を意識して取り組みました。

土曜日よりは声も出るようになってきているし

良い内容の試合もありました。

良い時とそうでない時の差がはっきりするので

選手達へのアプローチの仕方を試しています。


否定しないことは大前提として

選手によっては強い言葉の方が合っている子もいれば

常に拾ってあげることでリズムが掴める子もいるので

良い精神状態でプレーさせてあげられるように

今は模索しながらやっています。

結果的には満足のいく内容ではありませんでしたが

個々の特徴が知れたこと

チームとしての課題がはっきりと見えたことは収穫でした。


このチームは技術的な面で成長が必要です。

SNSを開けば超絶テクニックを見せるスーパー小学生みたいなのが

沢山いる世の中になってきましたが

彼らはすごいですね。素晴らしい。

でも、すごいのは才能ではないんです。

それだけ時間をかけられる努力がすごいんです。

技術、特に足元のテクニックは

どんなに運動神経が悪くても

時間さえかければある程度は誰でもつけることができます。

トレーニング方法が特別なものが必要というのはありません。

やるか、やらないかの2択で

9割の人間がやらないです。


うちのアカデミーの選手達は

サッカーだけではないので

時間を確保するのが難しいのは理解してます。

ただ、1日1時間やるだけでテクニックは身に付けられるので

1時間が難しいなら10分でも良いので

トレーニング、試合とは別に

extraで1人でサッカーと向き合う時間を作ってほしいです。

U12はカップ戦にご招待して頂きました。

前日、当日に体調不良が出てしまい

人数が1試合目は7人、2試合目からはギリギリ8人という

チームとしてなかなか厳しい状況ではありましたが

試合前に選手達に「この状況をどう捉えるか?」という話をしました。

1人少ないから「勝てない」とネガティブに捉えるのか

「試合に沢山出れる」とポジティブに捉えられるのか

苦しい状況下こそ自分が成長できるチャンスだと

選手達には言い聞かせました。


初めの2試合は内容は悪くありませんでしたが

結果がついてきませんでした。

3試合目、4試合目は結果、内容とも良くありませんでした。

この3試合は、1、2人の選手の致命的なミスが試合結果に直結してしまいました。

ミス自体は全く問題ありません。

そんなこと良くあることなので。

フォーカスすべきはその後立ち直ることができたこと。

5試合目、6試合目は選手達が切り替えて

「勝つ」ということに執着することができました。


今日の難しい状況で結果的に2位で終われたのは

チームとしてとても良い経験になったかと思います。


4試合目が終わった後

キャプテンに「勝ちたいなら味方に厳しいことを言うことも必要」と話をしました。

このアカデミーは絶対に後ろ向きな言葉を使わないと

徹底して育成してきたので

ミスに対しても絶対に誰も選手を責めないし

「どんまい!切り替えろ!!」ということが飛び交います。


でも、今日のその光景を見ていてとても違和感があって

本当に勝ちたいのであれば

チームの指揮を高める為にも

厳しい言葉を選ぶと思います。

このグループはみんな素晴らしい人間性を持っています。

精神的に成長してきたので

今後は次のステップにいく為に勝ちへの執着や厳しさも伝えていきます。

ピッチ内とピッチ外の切り替えも

彼らにはできるだけ成長してきているので。

両カテゴリーとも週末は素晴らしい経験ができました。

今週末は千葉遠征もあります。

チームのビルドアップのスピード感を高めていきましょう!




ペルージャジャパン

河井

閲覧数:85回0件のコメント

最新記事

すべて表示
  • 黒のYouTubeアイコン
  • Black Instagram Icon
  • ブラックTwitterのアイコン
  • Black Facebook Icon
bottom of page