top of page

期待値

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

千葉印西校。


今日は3人目の動きをテーマにトレーニングを行いました。


3人目の動きとは

AがBにパスを出すことを予測して

CがBがタイミング良く出せるように動き出すことです。


この動きを理解できても

実際に流れの中でやるとなると

味方と一瞬でイメージを共有する必要があり

中々簡単にできるものではありません。


今日はこんな動きがあるということを知ってくれたら良いと思ってトレーニングをしました。


終わってから

スキルや動きについて質問してくれる選手がいて

印西校の選手達はとても前向きで熱量が高い選手が多いです。


それは保護者の方にも感じることで

皆様もとても熱心な方が多く

子供に対しての期待や熱量を感じます。


子供達に対して期待や熱量があるのは

愛情があってこそだと思いますし

そんな子供達はとても幸せですね。


一方で、印西校の保護者の皆様ではありませんが

親の熱量が子供の気持ちを追い越してしまって

結果的に悪い方向へ進んでしまうケースを

これまで沢山見てきました。


親のサポートは必要不可欠ですが

あまりに期待値が大きくなってしまうと

子供が応えられない場合に

「何でこんなにサポートしているのにできないんだ」

「もっと必死になってプレーしろ」

というように、期待から間違った感情が湧いて

子供に不要なプレッシャーを与えてしまい

誰もにとって良くない悪循環にはまってしまいます。


選手達には良く『矢印を自分に向けよう』と話しますが

自分への矢印というのは

子供達だけでなく、

我々大人も意識するべきことではないでしょうか。


高い期待値を自分以外のものに求めるということは

少なからず矢印がその相手へ向いています。


「なぜできないんだ?」ではなく

「なぜ伝えられないのか?」

そこを考える大人(親、指導者)は

子供達から信頼を得ていると私は感じています。


期待値をコントロールし

感情をコントロールし

矢印を自分へ向け

子供達が主体性を持って

自由に選択できる環境を作っていきましょう。




ペルージャジャパン

河井

閲覧数:50回0件のコメント

最新記事

すべて表示

感覚を伝える

今日は『幅と深さ』をテーマにトレーニングを行いました。 幅とはボールを受ける際の角度のことで 深さとは同じくボールを受ける際の奥行きのことです。 幅を取る場面で多いのは ボールホルダーが時間とスペースを持っておらず 救済するような場面で幅を取ってパスコースと作ります。...

潜在的な意識から変えていく

「幅と深さ」をテーマにトレーニングを行いました。 ボールホルダーに対して 幅を取る選手と 深さを取ってサポートする選手を作ります。 状況を見て救済(幅)するのか それともチャレンジ(深さ)するのか 受ける選手は素早く判断して位置を決めます。...

個人戦術

対人強化クラス。 『2対1』をテーマにトレーニングを行いました。 ①ドリブルで突破するか ②味方を使うか 2対1はこの2つの選択肢があり 相手の状況を見て いずれか可能性の高い方を選びます。 相手がパスコースを切っているのか それともドリブル突破を警戒しているのか...

Comments


  • 黒のYouTubeアイコン
  • Black Instagram Icon
  • ブラックTwitterのアイコン
  • Black Facebook Icon
bottom of page