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寄り道

U8はトレーニングマッチ、U11は大会に参加しました。

U8は観に行くことができませんでしたが

担当コーチより、オブザボールと連続性を意識してプレーできていたと報告がありました。

U8の選手達は著しい成長が感じれられます。

この2ヶ月でパス&コントロールが良くなり

少しだけポゼッションにも触れることができる瞬間があります。

明日、みんなから話を聞くのが楽しみです。

U11の結果は2勝1分1敗でした。

勝敗は置いておいて、4月から5年生と試合をする機会が増え

チームとしてとても力強くなった印象です。

以前よりも質は落ちて不細工なサッカーではありますが

より勝負に執着し

現実的な選択ができるようになった証拠でもあります。


当然、これからも質は上げていきたいと思ってますし

今のサッカーが目指しているものではないというの明確ですが

目指す場所に行く過程で

効率を求めた戦い方を知ることもとても大事なことです。

ヨーイドンで同じサッカーをすれば確実に負ける相手でも

相手の良さを消すことで

『負けない』ということを経験を通じて感じてほしいです。

そして自信を持ってほしい。

これはもしかしたらイタリア的な価値観かもしれません。

『勝ちたい』というより

『負けたくない』と表現するのが正しいですね。


イタリア代表がサッカー先進国と比較してタレントがいない中

直近のユーロで優勝したのも

W杯でブラジルに次いで2番目の優勝回数を持つのも

相手の良さを消して、徹底的に『負けない』サッカーをしているからだと思います。

今、U11でやっていることは

点を取られない為に局面で数的優位を作ること

センターで自由に持たせないこと

場合によっては縦に早く攻めること

この3つに取り組んでいます。


これまでは勝敗度返しで

延々とポゼッションに拘り

しっかりと崩すことにフォーカスしてきましたが

その哲学はこれからもアカデミーの最も大事な部分ですが

目的地への寄り道で、『悪いことしてるワクワク感』は

とても刺激的で選手達をズル賢くします。

サッカーにはそういった側面も絶対に必要なので

存分に寄り道を楽しんで

道を戻った時に、ナビにはない抜け道を探せる選手になってほしいと思います。

ペルージャジャパン

河井コーチ


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