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執筆者の写真perugia japan

選手と監督



昨日の引き続き

ボールを失わないことにフォーカスしました。


昨日、トレーニングが終わった後に

「アタッキングサード(コートを3分割した際、相手のゴール付近)でも、ボールを失わないことを意識してプレーするの?」

と、選手から質問がありました。

全ての局面でロストしないことは大事ですが

今、やっているのは主にビルドアップの段階での内容で

アタッキングサードでは

どんどんチャレンジして良いし

むしろしなければならないので

そこは積極的にプレーすべきです。


こうして選手が疑問を持つことは大事で

それを監督に言えることも良いことであって

選手から疑問をぶつけられたことは嬉しかったです。

何も考えないで言われたことを一生懸命にやるのではなく

常に疑いながら

「これには何の意味があるのか」と考えて

納得がいかなければ聞く。

そうすることでお互いにレベルアップしていけます。

イタリアでプレーしていた時に驚いたことの1つに

選手と監督の関係性があります。

ジュニアユースでもユースでも

選手と監督は対等で

監督だからとか、年齢が上だからとか

そんな理由で従う選手はいませんでした。

みんな言いたい事を言うし

納得しなかったら話し合う。

自分の考えを主張できる環境がそこにはありました。

相手が子供であっても

監督は選手達をリスペクトしているし

お互いがチームを、自分自身を成長させる為に

臆せず自由に表現することが許されていました。

このアカデミーもそういう場でありたいし

選手達が自信を持って

自分の考えを言える人間に成長して星と思います。



ペルージャジャパン

河井コーチ

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