top of page
執筆者の写真perugia japan

運ぶと抜くは違う

昨日に引き続き

ペルージャで行ったトレーニングを紹介しました。


イタリアでの素晴らしい経験を

参加できなかった選手達とも共有し

ペルージャの育成メソッドに理解を深めていってほしいと思います。


今回トレーニングしたのは

ターンとパス&コントロールの基礎と1対1でした。

両方ともオーガナイズはとてもシンプルですが

大切な要素が詰まっています。


ペルージャのトレーニングを見て感じたのは

やはり基礎の部分にすごくフォーカスしているということ。

日本のジュニアの指導者は

どうしても『ドリブルで抜く』ことに意識がいきがちですが

ドリブラーというのはなかなかいるものではなく

少なくても僕は今まで教えてきた何千人の選手の中では見た事がありません。

更にトップレベルで通用するドリブラーはごく僅かであり

殆どの選手はレベルが上がると関係がなくなります。

このアカデミーにドリブラーは存在しないし

長期的な視野での育成を考えると

もしその選手がより高いレベルでプレーしたいのであれば

習得すべき技術は完璧な基礎であって

選手としての寿命を伸ばすにはやるべきは基礎です。


ただ、間違えてはいけないのは

運ぶ技術と抜く技術は異なります。

運ぶドリブルはどのポジションの選手も必要なので

それは全員が覚える必要があります。

今日の1対1にしても

抜く必要ななく

目的はシュートなので

打つ為に外すドリブルを行いました。

シュートを打つ為のドリブル

パスコースを生む為のドリブル

時間を作る為のドリブル

ドリブルといっても様々です。

目的によって使い分けらえるスキルを身に付けていきましょう!




ペルージャジャパン

河井

閲覧数:33回0件のコメント

最新記事

すべて表示

奪われない技術

千葉印西校。 ポゼッションをテーマにトレーニングを行いました。 ボールを奪われないように動かす技術ですが ここには駆け引きが生まれます。 駆け引きがあって 今日のオーガナイズでは 常にオフェンス側が有利な状況なので 正確な技術と判断を間違わなければ...

マインドチェンジ

木曜日のスクールが再開しました。 基礎のベースアップを中心にトレーニングを行いました。 先日アカデミーのU9トレーニングで 『基本』という昔からある基礎トレーニングをやったのですが 選手達の反応が思ったよりも良く楽しそうでした。 トレーニングメニューには拘って...

選手の為の言葉かどうか

フィジカルトレーニングを行いました。 オフ明けということもあり いつもより長い距離を走るトレーニングをしました。 まだ本来のコンディションではありませんが 先週よりも動きが軽くなってきているように感じます。 何の為にこの厳しいトレーニングを続けているのか...

Comments


  • 黒のYouTubeアイコン
  • Black Instagram Icon
  • ブラックTwitterのアイコン
  • Black Facebook Icon
bottom of page