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執筆者の写真perugia japan

立て直しスイッチ

U9、U12ともトレーニングでした。


U9の選手達は角度をつけたり

視野を確保する

1ヶ月はいつも言い続けてきて

意識するとできるようになってきましたが

今日のトレーニングではあえて何も言わずに

みんながどれだけ意識してできるか試してみましたが

まだ言われないと意識できないレベルでした。

意識して、何度も繰り返し行うことで

無意識にポジションが取れて

首も触れるようになり

タイミングがわかってきます。


もっともっと意識し続けて

根気良く続けることが大事ですね。


それと、U9の選手達はまだ心の軸にサッカーがないので

自主性を持ってトレーニングができていない状態です。

リフティングもドリブルも

誰かに教えてもらって得るものではない(その必要がない)ので

自らボールに向かって没頭する時間を作ることが

今最も彼らには必要なことです。

みんな「サッカーが好き」と言いますが

本当にサッカーが好きな子供は

彼らの何倍もボールと向き合っています。

サッカーを好きになることは

もしかしたら上手くなることより難しいことかもしれません。


今はまだ「興味がある」状態だと思うので

もっと熱中できるように

魅力を伝えていかなければと思いました。


U12は続けていたポゼッションがすごく良くなって

難しいピッチでしたが

ロストが減り

テンポ良くダイレクトでボールが動き

レベルの高い動かし方ができていました。

ゲームでもそれぞれの良さが出ていて

自信を持ってプレーできている選手が多くいました。


自信があるときは本当に良いプレーがができます。

常に自信を持って前向きであるべきです。

でも、ミスによって良いプレーができなかったり

自分より上手い選手に触れて

自信を失ってしまうことはあります。

そんな時こそ成長できるチャンス!

調子が悪い時にどれだけ立て直せるかは

自信がある時に良いプレーをするより遥かに難しいこと。

立て直す為のスイッチがどこにあるかは

選手によって異なります。

オフェンスが上手くいかならなら

ディフェンスに意識を向けてみるとか

パスが上手くいかないなら

ドリブルに切り替えてみるとか

開き直ってみるのも良いかもしれません。

やり方は必ずあるはずなので

自信を失っても落ち着いてプレーできるように

取り戻すスイッチを持っておきましょう。




ペルージャジャパン

河井

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