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矛盾を突いてくる選手

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

フィジカル、基礎→シュート、ポゼッションを行いました。

フィジカルトレーニングのメニューは

木曜日も行ったものですが

コーチが指示した色のコーンを決められた方向から抜ける内容でしたが

非常に頭を使う難しいトレーニングです。


サッカーはヨーイドンで真っ直ぐ走る走り方ではなく

常に状況変化の起こる中で

・どこに

・どのタイミングで

・どのように走るのか


ただ走るにしても判断が求められます。

日本の子供達は

考えるということが苦手な子が多い印象です。

日本ではドリル的なトレーニングが非常に多い傾向にあります。

そこには「考える(判断する)」という行為がありません。

ボール扱いは上手いが

全く周りが見えていない。

「今なんでそこにドリブルしたのか?」と問いかけても

自分の考えを持っていないないから答えることができない。

普段からトレーニングで考える習慣がないから

常に反射的に行動しているだけな選手になってしまう。


それはピッチ外でも同じことが言えます。

何か質問をしても沈黙してしまう

普段から考えることをしていないから

自分の意見を持っていない。

トレーニングの中で

これはどんなシュチュエーションで起こり得ることで

どこがキーファクターで

自分のプレーの中にどう活かしていくか

いつも考えてプレーしてほしいと思っています。

以前、セレッソで教えていた時に

元日本代表の柿谷選手を小学生の頃から教えていたコーチがいて

どんな選手だったか聞くと

「トレーニングの矛盾を突いてくる選手だった」と言っていました。

それだけ実践を意識して

そのトレーニングがどういったものなのかを

常に考えて取り組んでいたということだと思います。

考えることができない子供は

保護者も考えることをしていないことが多い

という話を聞いたことがあります。


我々大人も、子供達に安易に答えを与えたり

過剰にプロテクトするのではなく

子供達が考える習慣が身につくような環境を工夫して作っていきましょう。



ペルージャジャパン

河井

 
 
 

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