top of page
執筆者の写真perugia japan

日本語にない表現

川崎校(エッチェレンツァ)


本日のテーマは【ディアゴナーレ】でした。

FWの選手の受け方、SBの選手の出し方のトレーニングです。


ディアゴナーレとは、イタリア語で『対角線』や『斜め』の意味なのですが

サッカー用語としても良く使われています。


日本では主にディフェンスの時に使われる事が多く

ゾーンディフェンスにおける重要な概念であり

ボールを奪いに行った選手の斜め後ろにポジションを取ることを意味します。


日本語にはディアゴナーレを示す言葉が存在しません。

似ている言葉として『チャレンジ&カバー』がありますが、少し違います。


日曜日のアカデミーの試合でも

相手の速い選手に1対1で対応する事が難しい場面がありました。

その際に、ディアゴナーレやスカラトゥーラ(スライド)を理解させたかったのですが

説明が長く試合には向かないので

細かく伝える事ができませんでした。


その言葉が存在しないので

この動きをわかりやすく簡潔に説明することが難しく

その為、同じゾーンディフェンスの話をしていても

説明に時間がかかってしまいます。

一方で、イタリア人は細かい分類で個々の動きを理解しやすくなります。

話が少しトレーニングとは外れてしました。

今日のテーマであるディアゴナーレは

今、説明したゾーンディフェンスの話ではなく

オフェンス時にボールを受ける動きとしてのディアゴナーレでした。


イタリアではオフェンス時の受け方で

斜めへの動きをディアゴナーレと表現します。


この動きも良く使う動きなのですが

日本語にはピタッと当てはまる言葉が存在しません。

「斜めに走れ!」と「ディアゴナーレ」は少し意味合いが異なります。


SBからFWへの裏のボールを送り

シュートまでいくトレーニングでした。


オフサイドラインに引っかからないように

良いタイミングで抜け出す事がポイントです。

SBはFWのスピードを落とさないボールを意識しましょう!


今日のMVPは、、、綾太&舜!!👏✨

2人は違ったキックの特徴を持っています👀

綾太はボールの回転を上手くコントロールでき

舜はインパクトがすごく強いです。

2人とも技術的にすごく良くなってきましたね😄👍


ペルージャジャパン

河井コーチ

閲覧数:52回0件のコメント

最新記事

すべて表示

オンオフ

U9はパス&コントロールの技術的なことと ディフェンスの仕方についてトレーニングしました。 『聞く』ということに関して 音としては聞いていますが 『理解する』ところまでは到達していませんでした。 設定の段階で何度も同じミスが繰り返すのは 話す側にも問題があるので...

期待値

千葉印西校。 今日は3人目の動きをテーマにトレーニングを行いました。 3人目の動きとは AがBにパスを出すことを予測して CがBがタイミング良く出せるように動き出すことです。 この動きを理解できても 実際に流れの中でやるとなると 味方と一瞬でイメージを共有する必要があり...

3人目の動き

3人目の動きをテーマにトレーニングを行いました。 3人目の動きとは AがBにパスを出すことを予測して CがBがタイミング良く出せるように動き出すことです。 1つのプレー毎にアクションを起こすと 相手に予測されやすくなるので...

Commentaires


  • 黒のYouTubeアイコン
  • Black Instagram Icon
  • ブラックTwitterのアイコン
  • Black Facebook Icon
bottom of page