top of page

式のない答え



フィジカルトレーニングを行いました。


ボールを見失って裏を取られる場面があったので

視点を一方向(ボールだと仮定)に定めながら

上下左右に走るトレーニングでした。


いつもトレーニングする時に大切にしているのは

選手達が試合をイメージできるようにすること。

「これはどんな場面で、どういった意味があるのか」

選手達にイメージさせることで

そのトレーニングの効果が全く違うものになります。


特にこのアカデミーでのトレーニングは

基本的には週末の試合で感じた改善点を中心に

メニューを考えるので

選手達は何のことを言っているのか、何でこのトレーニングが必要なのかが

しっかりと理解しやすいと思います。

フィジカルトレーニングに関しては

意識して自分を追い込んでやれたかが大事。

1回のトレーニング、1本のダッシュ、1本のパス、、、

全て自分に矢印を向けて、自分の為にやるという意識を持ちましょう。


それで思ったようにアジリティーが上がらなかったとしても

体力は才能に関係なくやった分だけ必ず上がっていきます。


コーチに指摘されない為、親に褒めてもらいたい為

そう考えているうちは本質的に良くなっていかないと思います。



我々大人が、頑張れない選手達に対して

「もっと頑張りなさい」というのはやめましょう。

頑張れない原因は何なのか

どうしたらモチベーションが上がるのか

直接的にこうしなさいでは、式のない数学の答えを言われているよなもので

選手達は本質的に正解へは向かいません。


我々の役目は、答えを導き出す式を教えてあげること。

答えを自ら出せるように

どうアプローチするのかを考えましょう。

ペルージャジャパン

河井コーチ

閲覧数:49回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ポゼッション、パターン(基礎)、1対1をテーマにトレーニグを行いました。 U9の選手達は前回とても良い試合をしました。 別のチームと比較することで 自分達が人間的に、技術的にどの位置にいるのかわかるし コーチにとっても 違った環境でトレーニングしている 同じ歳の選手達を見ることで 今まで取り組んできたことの答え合わせができます。 そういった意味では 思っていた以上にペルージャの選手達はしっかりして

U9はトレーニングマッチを行いました。 初めの数本は相手のペースで ボールに寄せ過ぎてフリーを作ってしまったことで エリア内、エリア付近で自由にプレーをさせてしまいました。 回数を重ねる毎に修正していき 尻上がりに内容が良くなっていきました。 最後の試合は、サイドバックにキック力のある大峨を入れて スピードのある悠貴をトップに置くことで 相手の高いラインの裏をつくことができました。 海凪はスタート

U9、U12ともトレーニングでした。 U9の選手達は角度をつけたり 視野を確保する 1ヶ月はいつも言い続けてきて 意識するとできるようになってきましたが 今日のトレーニングではあえて何も言わずに みんながどれだけ意識してできるか試してみましたが まだ言われないと意識できないレベルでした。 意識して、何度も繰り返し行うことで 無意識にポジションが取れて 首も触れるようになり タイミングがわかってきま

  • 黒のYouTubeアイコン
  • Black Instagram Icon
  • ブラックTwitterのアイコン
  • Black Facebook Icon
bottom of page