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対面パスでどれだけのことが伝えられるか


 

【menu】

❶基礎トレーニング①→❷基礎トレーニング②→❸3vs1→❹1対1→❺ゲーム

 

【keyfactor】

・トラップ基準を高める

・前への意識

・奪いに行くディフェンス

 

久しぶりに晴れ間の中でトレーニングができました。

最近はずっと雨が続いていたので、気持ちがよかったですね!


さて、トレーニングについですが

いつもオーガナイズを考えるときに

「試合の中でどういったプレーを引き出したいか」という軸の元

その為には、、、→その為には、、、→、といったように

その現象から逆算して構成していくのですが

このアカデミーの選手達を当てはめた時

最近は突き詰めて考えていくと

最終的には非常にシンプルなものに辿り着きます。


スクールのように、育成だけが目的ではないトレーニングの場合は

FUNの要素も必要なので

ゲーム性を入れる為に複雑になったりするのですが

アカデミーの場合は育成に振り切っているので

全て取っ払って蓋を開ければ

素人が思いつくようなトレーニングになっていることに気がつきます。


でも、その答えに導かれるまでに

どれだけ時間をかけて、選手達、チームのことを考えて

持つもの全てを出して絞り出せたかが重要で

同じトレーニングでもそれは全く別物と言えます。

例えば今日のTre①は対面パスでしたが

これは誰でも思いつく最もシンプルと言っていいトレーニングですが

ここに行き着くまでいくつもの案があって

最終的に最も課題に当てはまる方法が対面パスでした。


何を伝えたいかと言いますと

どのようにそのトレーニングに行き着いて

どれだけトレーニングの意味を理解しているかが重要で

そこに哲学がなければ選手達に何も伝わらないということです。


ただの対面パスで、どれだけのことが伝えられるか

そこが指導者としての力量が問われるところです。

選手達の意識をどのレベルまで引き上げることができるか

そのレベルをどれだけ維持させることができるか

スキルを習得させる為に、細かなディテールの部分をどう表現するか


最近は選手達の基礎に対する意識レベルが変わってきたように感じます。

『基礎に深くフォーカス』し始めて、スキルはまだまだこれからですが

この短期間で少なくても意識は変化してきました。

自分のスキルに対して、当たり前のようにシビアな目を向けれるようになっています。


その考えは必ず自分の加速させることができるので

常に高い意識を持ってサッカーと向き合っていきましょう!

ペルージャジャパン

河井コーチ


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