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子は親を映す鏡

執筆者の写真: perugia japanperugia japan


 

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【keyfactor】

・中を意識する

 


「たった今、試合の申し込みが入ったけど、明日(今日)試合がしたい?それともトレーニングがいい?」

昨日のトレーニング中に選手達にこう言ったところ

半数以上の選手が「練習がいい!その方がうまくなるもん」と答えました。


当然、「試合がいい!!」と言うに決まっていると思っていたので

意外な答えに驚くと同時に

僕も全く同じ考えなので

自分の価値観と選手達の価値観が合ってきている事が嬉しくなりました。



試合は大事です。

やっぱり試合でしかない緊張感だったり

試合をする事で一体感や自分達の現時点でのポジションを測る事もできるので


でも、育成という観点だけで言えば

ジュニア年代は試合をやるより

トレーニングをした方が成果が出せると確信があります。

それだけ拘ってやっているし

クオリティーの高いものを提供しています。



昨日の出来事もそうですし

以前も書いたかと思うのですが

最近、プレー中も選手達と意見が合う事が多くなってきました。

自分が伝えたい事、信じているサッカー観

それよりもっと大事な人としてどうありたいか。


選手達は良く見てるし

良くも悪くも素直に受け入れてくれます。

コーチに情熱がなけれれば、情熱のない選手になるし

クオリティーがなければ、クオリティーのない選手になります。



「子は親を映す鏡」という言葉がありますが

今、目の前の選手の反応は、コーチの行動や言動が選手に映った結果だと思います。



例えば、「なぜ、この選手は自信を持てないのか?」と考える事がよくありますが

この選手が「自信がない」という反応は

実は、選手のもともとの性質というよりは

「そのときの状況がそうさせている」というところがあると思います。



言い換えれば、「選手が自信を持ってプレーできない状況だった」

もっと簡単に言うと、「コーチが選手の自信を奪っている」ということになります。



そう考えると、「なぜ、この選手は自信なくプレーしてしまうのだろう?」ではなく

「なぜ、僕は選手から自信を奪うようなコーチングをしてしまうのだろう?」が正しい問い掛けとなります。

この考えは親にも置き換える事ができますよね。

もし、お子様に対して何か不満があるとしたら

まずは自分を疑ってみる事も必要かもしれません。






ペルージャジャパン

河井コーチ

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