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奪うだけがディフェンスではない



 

【menu】

❶基礎トレーニング→❷ディフェンストレーニング(切り方)→❸ポゼッション→❺ゲーム

 

【keyfactor】

・取り所を決める

 


今日はパスコースの切り方を教えました。

パスコースを切る為には

まずどこでボールを奪うのかを決めなければいけません。

これが曖昧になると、どこを切ればいいかわからなくなるので

まずはチームとして共通の認識が必要です。



ディフェンスをする時は

大きく分けて2種類の守り方があって

1つはボールを奪いにいくディフェンス。

もう1つは相手のパスコースを限定するディフェンスです。

後者が『パスコースを切る』と言われるものです。



特に前線では数的不利なことが多いので

レベルが上がってくると相手のミスはなくなります。

無闇に突っ込んでいくのではなく

パスコースを切り、後ろの選手にパスコースを限定してあげて

奪いやすくすることが重要です。



サッカーは常に局面が変化するので

一瞬で判断して取り所を決め

コミュニケーションを取って守り方を決めていきます。

日本ではあまり組織的なディフェンスをやるチームは少ないですが

ジュニア年代でも、教えれば必ずできると思っています。



このアカデミーが1年でここまで成長できたのは

週に4回同じメンバーでトレーニングできることが大きな要因です。

4回あれば共通の意識が生まれ、イメージの共有ができるようになります。

組織的なサッカーを教えることも可能です。



スキルはつけることも大事ですが、使い方はもっと大事です。

ペルージャアカデミーでは両方を教えています。



上手い選手は沢山いるけど、賢い選手は本当に少ない。

サッカーは駆け引きのスポーツなので

状況に合わせた選択ができないといけません。

頭が柔らかいこの時期に、それができるようになっておきましょう!









ペルージャジャパン

河井コーチ

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U9はトレーニングでした。 最近はアカデミー以外のチームやスクール生も見る機会が増えましたが その中で気がつくのは 精神的にも、技術的にもアカデミーの選手達はすごく成長しているということ。 少し前とは比較にならない程 U9の選手達も人間性が良くなっていて それに比例して技術的にもできることが多くなってきました。 ふざけたり、文句を言ったり、後ろ向きな姿勢、自信がない そんなことは殆どなくなりました

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