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ピッチと生活はリンクしてる

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

更新日:2021年8月29日



練馬区で行われた大会に参加してきました。


①切替え

②ディフェンスの意識


この2点をテーマに試合に挑みました。

結果は準優勝でしたが、大会の中で選手達の成長が感じられる内容でした。

決勝戦を前に、選手達に「今日勝ちたいか、内容を取るか、どっちがいい?」と聞くと

全員が「勝ちたい」と言いました。

では、自分達より現時点で強いチームに勝つ為にはどうしたらいいか話し合い

ビルドアップを捨てて、得点の可能性の高いエリアで勝負することを確認しました。

ペルージャではどれだけ劣勢でも、ビルドアップを放棄することはありません。

選手達の将来の為に、今やらなければいけない『育成』を行うようにしています。

ただ、同時にサッカーが全てではないという考えも持っています。

こういった緊張感の中で勝つことは、選手達に自信を与えることができます。

チームとして、仲間と苦難を乗り越えて喜びを共有することも

人間形成において非常に大切だと思います。

決勝戦を戦ってまず驚いたのは

選手達がしっかりと判断ができているということ。

ビルドアップを捨てる、と伝えたはずなのに

後半の1点ビハインドで得点が必要な状況下で

冷静にポゼッションをして崩そうとする選手達。

支配率もシュート本数も、内容では上回っていましたが、結果がついてきませんでした。


あのシュートが入っていれば

あの判断がもっと早くできていれば

あの1対1に負けていなければ

あの、、、、


負けた時はこう感じるものです。


シュート練習で1本1本に魂込めて打っていたか?

トレーニングから常に判断してプレーできていたか?

デュエルでは負けない意識を持って取り組めていたか?

トレーニングから120%で取り組んでいれば、想いが乗ってキーパーの手を弾いたかもしれない。

ポストに当たって入ったかもしれない。

あと1歩足が出せたかもしれない。


均衡した試合ではこうした差で試合が決まってきます。

選手達は最後まで勝てると信じていたし

あと1歩届かないことで悔しい思いをしました。

今回はとても良い経験になったかと思います。

もう1度、普段のトレーニングから、普段の生活から見直して

次また同じような局面に出会った時に

ボールに想いが乗るように丁寧に生活していきましょう!

暑い中、送り迎えして頂きました保護者の皆様、撮影をしてくださった保護者の方

また、大会をご招待して頂いた主催者の皆様、誠にありがとうございました。









ペルージャジャパン

河井コーチ

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