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ドリブラーは10000人に1人

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

 

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【keyfactor】

・展開のタイミング

・駆け引き

 

徹底的にポゼッションの質を高めるトレーニングを行いました。

「なぜそこまでポゼッションに拘るのか?」



仕事でレアル・マドリードの育成年代のコーチの講義を受けたことがあります。

その時に「ドリブラーというのは10000人に1人いるかいないか」ということを言っていました。

この前に共有したレアルのコーチの記事でも

「どれだけ上手い日本人がいてもレアルでプレーできないのは、日本人の頭の中には選択肢としてドリブルが強くあり、プレーリズムが遅くなってしまうから」という箇所がありました。

それは日本ではジュニア年代でドリブルばかり教えられてサッカーの本質を教えられないからだと思います。



プロの試合でも1人の選手がドリブル(抜き去る)を仕掛ける回数は

90分の試合で平均2回というデータが出ています。

「なぜ日本人はこんなにもドリブルのトレーニングに時間を割くのか?」

海外のコーチからするとそこが理解できないようです。

ジュニア年代ではドリブルが上手い選手がいた方が勝てるので

トレーニングはどのチームもドリブル中心。

コーチのエゴで選手が死んでいっているように見えて仕方ありません。



僕がペルージャユースでプレーしていた時も

ドリブルのトレーニングはしたことがありません。

そして世界で最も育成機関が優れているバルセロナは

ジュニア年代の1時間30分のトレーニングでは

ほぼ全てをポゼッションに使うそうです。



何を伝えたいかというと

日本のコーチは限りなく可能性の低いことに時間を割き過ぎているということ。

ドリブルのトレーニングは必要ですが

選手の将来を考えるのであれば時間を割くべきはそこではありません。

できるだけ多くの選手の可能性を次に繋げるには

ポゼッションというサッカーのベースになる部分を教えることが大切です。













ペルージャジャパン

河井コーチ

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