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データから見る育成

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

フィジカルトレーニングを行いました。


雨でピッチが濡れていたので

予定していたメニューを少し変更しましたが

強度は落とさずに2.7〜3kmの走行距離を目標にしました。


フィジカルトレーニングは量ですが

U11の試合(15分ハーフ)が平均で3kmくらいなので

1試合平均の走行距離と同じくらいの量を走るようにしています。

フィジカル面に関しては

試合の中でも満足のいく内容でした。

良く走れているし

スプリント(ダッシュ)の回数も多かったです。


試合ではスプリントが平均で48回だったのに対し

トレーニング(先週)では平均87回もあるので

同じ走行距離でも

倍近くスプリントしていることになり

1試合フルで出るよりも

トレーニングの方が強度は強いことになります。

まだデータを取り始めたばかりなので

神戸のアカデミー(4年生)の選手達のデータとの対比になりますが

4年生9月時の1試合平均の走行距離が3.5kmくらいで

横浜のアカデミーの選手の中でも

直近の試合で2名の選手が3.4km以上を出しており

神戸に所属していた選手達がこの年代でトップレベルだったのを考慮すると

走行距離に関しては悪くない数値が出ていると思います。


走行距離に関しては1〜3位がフィジカルクラスに所属している選手でした。

(拓奨3.67km、綾太3.49km、蒼3,12km)

トレーニングの分だけ、しっかりと数値として表れています。

スプリントや

ポジションによっても走行距離は大きく影響しますし

例えば相手にボールを持たれているのか

こちらがポゼッションしているのか

動き直しが多い少ないなど

一概に走行距離が多いから良いというわけではありませんが

内容と数値を整理して見ることで

育成において1つの目安にはなります。

様々な項目において

まだトップレベルではありませんが

横浜のアカデミーの選手達には伸び代が多く

全てにおいてもっと向上していくので

これからの成長の推移に期待していきましょう!



ペルージャジャパン

河井コーチ


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