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チャレンジできる環境

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

トレーニングマッチでした。

前からのプレッシャーが強い相手に対して

ビルドアップでロスト→失点の形が何度かありました。


あと1歩、角度をつけられたら

あと0.5mパスコースを外せたら

あと少し早くコーチングができたら


ほんの少しの掛け違えで

この育成方法を選択した時点で

ある程度覚悟しないといけない部分であって

点差は全く気にしなくていいのですが



その原因が勇気が足りないことによるものであれば

それは変えていかなければいけません。


相手のプレッシャーがかかる程

逃げずに自分を試してほしいと思うし

それが楽しめる状態であってほしいと思います。



それは我々大人がチャレンジできる環境を選手達に作らなければなりません。

トレーニングでも、家庭でも。

「ミスしたら怒られる」

この考えが頭にある時点で我々大人に責任があります。



今日の試合を観ていて

そういった面で責任を感じましたし

もっとチャレンジを楽しめる環境を与えなければと感じました。



「角度をつけないと奪われるよ」

ではなくて

「角度をつければもらえるよ」

であるべきで

「スペースに顔を出さないと繋がらないよ」

ではなく

「スペースに顔を出せばパスを受けられるよ」

なのです。



これはサッカー以外でも置き換えることができます。

伝え方の視点を変えるだけで

選手達のモチベーションをコントロールできます。

僕自身、まだまだポジティブになりきれてない時があるので

もっと気をつけて言葉を使っていかなければと

今日の選手達の勇気のなさを見て感じました。


ただ、できることは本当に多くなりました。

このやり方で結果を出すことは今は難しいのですが

続けてきたことで半分くらいの選手はハイプレスでも回避できる「技術」をつけています。


ビルドアップは全員が理解して技術がないと機能しにくいので

引き続きベースアップに取り組んでいきます。


1試合目のように

相手に「ハイプレスかけると崩される」という印象を試合の中で持たせられたら成功です。

自分達も「ハイプレスが来たらチャンス」と思えるように

まずはチャレンジできる環境を

これまで以上に気を付けて作っていきたいと思います。






ペルージャジャパン

河井コーチ

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