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・ボールへのインパクト
キャンプの疲れがあるので
軽めの内容でトレーニングを行いました。
キャンプでの課題だったシュート。
チャンスは作り出せるものの
最後のフィニッシュの精度が低く
ゴールが奪えないシーンが多くありました。
シュートで最も大切なことは上手くいくイメージを持つことです。
ある程度スキルがつけば
シュートにはその選手のメンタルの強さもろに出ます。
イタリア人は『終わり良ければ全て良し』の考えがあって
プロセスはどうであれ結果を重視するある種の国民性があります。
例えばFWの選手であれば、89分姿を消していても、最後の1分でゴールを奪うことができればヒーロー扱いです。
一方で日本人はプロセスを非常に大切にし
『迷惑をかけないように。ミスしないように、ミスしたくない』というマインドで育ちます。
シュートチャンスになった時に
『これを決めればヒーローだ!』
と、思えるか
『これを外せば責められる…』
と、思うか。
これはイメージに大きく関わってきます。
まずはスキルをつけること。
そして良いイメージを持つこと。
その為に、シュートへの苦手意識を取り除く必要があります。
『俺はシュートが苦手』
そう思ってしまうとシュートが下手な選手になります。
どれだけ外しても決して自分から口にしてはいけないし、考えることもしてほしくない。
シュートミスをしても
『次決めるから黙ってろ』
そんな強気で堂々とできる選手は必ずシュートが上手くなります。
家庭でも決して『お前が決めていれば』なんてことは言わないようにしてください。
『良くシュートが打てたね!』
『良いポジションにいるから打てるんだね!』
というように、シュートに対してポジティブなイメージを植え付けることが
ストライカーになる最も近道ではないかと思います。
ペルージャジャパン
河井コーチ
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