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シュートは最も教えることが難しい

執筆者の写真: perugia japanperugia japan


 

【menu】

❶基礎トレーニング①→❷基礎トレーニング②→❸3vs1+ターゲット→❹シュート練習→❺ゲーム

 

【keyfactor】

・狙いを持つ

・シュート精度

 


昨日の試合でいくつかの課題がありました。

①縦の距離感

②シュート精度

①についてですが

横の距離感はだいぶ改善されました。

選手同士が一定の距離を保ってコンパクトにポジショニングが取れています。



ただ、縦の距離感が良くないので

中盤のラインが下がり過ぎて

ディフェンスラインと並んでしまう場面が多くあり

結果、ミドルシュートを打たれてしまうシーンが多くありました。


中盤のラインが下がってしまっているので

ボールを奪ってから攻撃に厚みを持たせることもできませんでした。



②は決定的なシーンでシュートを外してしまうことで

相手にペースを戻されて、結果的にリードできませんでした。


シュートは最も教えることが難しい分野の1つで

基礎的なことは伝えられますが

センスによるところが大きい分野ではあります。



それでも、改善することはできて

ゴール前でのマインドセットや

トレーニングでの意識を変えることで

決定力を上げることはできます。


日本人は特にシュートが苦手な選手が多く

それは教育や文化によるところが大きく関わっていると感じます。

子供の頃から『失敗しないように』と育てられるので

シュートを打つ時に「失敗したらどうしよう」とマイナスな意識が過ってしまいます。



逆に海外では『あなたは優秀だ』と教育されるので

チャンスが来た時に自信を持つことができ

「これを決めればヒーローだ!」と考えることができます。

この差はサッカーでも大きく影響します。

海外の選手がシュートが上手いのは

シュートを打つ時に「俺なら決めれる」と自信を持っているのも

プレッシャーの中でも落ち着いて打てる理由の1つだと思います。


普段から、我々大人が、子供達に対して

『あなたは優秀だ。絶対にできる』と伝えてあげることが

重要な試合、決定的な場面、1つひとつの局面で良い結果を生むのではないでしょうか。


愛情がある故、あれこれ言いたくなる気持ちは十分に理解できますが

どんな言葉を選ぶかで

子供達が将来大事な場面でどういった振る舞いができるのか影響します。

何者にもなれるこの年代に携わることは

とても責任があることだと感じています。

これからも気を引き締めて

1つひとつの言葉を選んで話していきたいと思います。





ペルージャジャパン

河井コーチ


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