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執筆者の写真perugia japan

とりあえずやらせてみる



千葉印西校


雨の中でのトレーニングとなりましたが

最後まで集中して充実した内容となりました。



フィジカルトレーニングでは

ただ強度を高くしてフィジカルの能力値を上げるのではなく

よりサッカーという動きにコミットした

あるいはサッカー的な判断の元で

実際に起こり得るシュチュエーションを想定したトレーニングを行いました。


アジリティーを上げながら

判断が伴う内容だったので

低学年の彼らには複雑なオーガナイズだったにも関わらず

しっかりと頭と身体をリンクさせて動くことができていました。


シュート練習では、基礎を正確に速く行うことで

フリーが作れる設定を作り

基礎の重要性を理解してもらうことが狙いでした。

海利は相手から離れるタイミング、パススピード、正確性

どれもこの数回のトレーニングで飛躍的に良くなっています。

とても内容を理解する能力が高い選手です。


湊は複雑な設定になればなる程

集中力が落ちて心地悪そうにプレーしています。

ただ、設定の縛りから解放すると素晴らしい個性を発揮することができます。


湊を見ていると

僕が持っている常識やルールは

まさに僕自身のものであって

湊がしたいプレーやアイディアは

経験上、失敗するとわかっていたとしても

とりあえずやらせてみた方がいいのではないかと思うことがあります。



ペルージャジャパンでは「意図的な育成」をテーマにしていて

再現性のあるもの提供することを目標にしていますが

湊のように「とりあえず自由にやらせてみる」ことで伸びる子が一定数います。

そういったタイプの選手は

説明すればする程

動きが悪くなりプレーの精度が落ちてしまう傾向にあります。

それはピッチ外でも同じことが言えると思います。

自分の凝り固まった固定概念が選手達の成長の妨げになる可能性もあるので

経験(失敗)させることで成長するということを忘れないで

我々大人が、失敗すると感じても我慢してやらせてあげることも大事かもしれませんね。


本日は雨の中ご参加頂きましてありがとうございました。

新しいユニホームキットをお渡しできたので

来週はみんなのユニホーム姿が見れることを楽しみにしてます!





ペルージャジャパン

河井



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